将門&清盛
起きてからベッドで好きなだけゴロつくのが至福の土曜の朝。
いつものように幸せを噛みしめながらゴロゴロしていたのだが、普段私よりゴロゴロしている旦那は珍しく早起きし、5kmのランニング後洗濯して各部屋にルンバをかけていた。
ふん…何だかデキル男の朝じゃないか。
いつもはそちらの方が昼過ぎまで寝ているというのに。
そう思いながらゴロついている私に旦那が近寄づいてくるやいなや、少し馬鹿にしたようにこう言った。
「怠惰(たいだ)の将門」
…
むむ!なかなか良いワード!
反乱起こせなさそう!
こうしてつかの間の流行語が生み出される。
でも言わせてもらおう。
私が怠惰の将門なら、
いつものお前さんは怠惰の清盛太政大臣だぜ。
平氏はその二人くらいしか分からない。
ていうか清盛disったけどまず家事してくれたことに感謝せねば。
だけど今この瞬間も私はベッドで寝転びながら文章を打っていて、
まさに怠惰の名を欲しいままにしている。
三連休初日の午前中が瞬く間に過ぎて行く。
清盛はいつのまにかブランチを済ませ爽やかに出掛けた。
一人家に残された私は思う。
圧倒的…!!
圧倒的諸行無常…!!
まさに つはものどもが夢の跡…!!
…いや早く起きろ。
カイジ読んだことないけど、
ハンチョウとトネガワ大好きです。